(おおやま けい)
05年東京造形大学卒業。卒業制作作品「診察室」が学生CGコンテスト最優秀賞、アルスエレクトロニカ佳作などを受賞。カンヌ国際映画祭監督週間をはじめ多くの海外映画祭に正式招待される。06年アニメーションによるオムニバス映画「Tokyo Loop」に参加。日本アニメーション協会会員。
http://www.keioyama.com/

常設プログラム
「診察室」(9分/2005年)
診察室で自分の内臓写真を見せられた男が、ふと、過去の記憶をよみがえらせる。大人が感じるリアリティと子供が感じるリアリティの違いを、アニメーションの形、動き、質感に 差をつけることで表現した作品。
「ゆきどけ」(7分/2004年)
雪景色の中、カメラはゆっくりと一軒の家に近づく。窓には人影が。
鉛筆による淡い描画からのぞく、実写のコラージュによるグロテスクな質感。個人の作品としては初めてとなるアニメーション作品。
「NAMI」(3分/2000年)
部屋で 自慰行為をする女性。突然、部屋のいたるところから魚が出てきて女性の性器へ入っていく。イメージフォーラム付属研究所在学時に、グループ制作で作った8mmフィルムによる実写のコマ撮りアニメーション。共同監督:島田剛、佐藤いづみ、小島いずみ

大山 慶 個展(常設展示インスタレーション)
5/15(火)〜5/20(日) 会場:同時代ギャラリー(1928ビル F1)

Copyright(C)Japanese surface tension.2007.